UMAPS - 重賞予想

POGファンの超注目レース。クラシック候補が揃い、凄いメンバーになった。有力馬5頭に加えて、ほかの重賞なら人気になりそうな馬が20〜40倍くらいで5頭。前評判はルヴォルグとヴェロックスだが、さてさて。
予想通り指数は接近しているが、SP / MPともに1位は◎ヴェロックス。初戦のインパクトが大きく前走は期待されたが、仕上げ過程が悪く、回避するかと思ったほどの状態だった。スローをソロッと乗って差してきて2着だが、ノーカウントだ。ここは好時計連発でルメール様まで乗せてきた。浜中からの上積みは大きく、金子×中内田で勝負気配なら普通に買って良いだろう。ジャスタウェイ×Monsunで奥手っぽい配合だが、前向きで先行できる。クラシック級のディープがいれば差されて納得、崩れないと見た。
SP2位は岡田さん渾身の◯ナイママ。英国から買い戻したダノンバラード産駒の西山血統で、地味だが、柔らかく、調教も素晴らしい。前走は不本意な仕上げで、五十嵐冬が大外を回して強引な4角先頭だった。かなり強い競馬をしているし、勝負根性が凄い。父も母も中山や洋芝のイメージで、極端に速い上がりは厳しいだろうが、軽い芝向きと言われてきた。人気もないし狙い目だろう。最近もう一つな柴田大知には積極的で泥臭い競馬を期待したい。
SP3位 / MP4位は▲ヴァンドギャルド。社台のディープだが、藤原英×クリスチャンなら問題ないか。母は2100mの仏G3勝ち馬で、母父がトレヴを出したMotivator、奥も重厚な欧州配合だ。底力指向で軽い芝でどうかも初戦は重馬場で33秒台、出遅れて勝負根性も見せて、器用で軽い走りだった。まだまだ良くなりそうな馬で、軸にはできなかったが、注目。
SP4位のカテドラルは強い相手の新馬を勝ち、前走もヴェロックスを破って大物食い。世代のベンチマークになっている馬で、ここも福永で安定の先行策だろう。半兄ジェベルムーサ、アルカサルより脚は速いが、東京の切れ勝負だと分が悪そうで、◎との上積みの差もある。入着と見るのが妥当ではないか。ハーツクライの東京1800は〔45 / 61〕でイマイチだ。
1人気の注ルヴォルグはSP5位だが、前走からの加点が少なくMPが伸びずで指数は目立たない。初戦のパフォーマンスは素晴らしく、追えば大差で時計も出ただろう。藤沢和厩舎の中2週にムーア起用は自信の表れか。注目のKitten’s Joyにディープの配合は、Alzao×El Pradoでいい感じ。生ぬるい調教で2戦目のポカは懸念されるが、評判通りなら好位からあっさりもある。
人気どころでは最後になったホウオウサーベル。器の大きな馬体にハーツ×Acatenango。陣営が「奥手」の泣きを入れていて、切れ負けしそうな雰囲気はあるが、それで人気が落ち着いているフシもある。アルテミスSのシェーングランツみたいに、まとめてズバッと差しきるかもしれない。取捨が難しいが、ミルコはまだ復調途上か。
穴はMP2位と3位、☆アガラスと☆アドマイヤスコールの2頭を挙げたい。☆アガラスの前走は不向きな洋芝で取りこぼした形だが、東京に戻ってビュイック、先行してどこまで粘れるか。ブラックホーク×へクタープロテクター×ノーザンテーストなのでG1云々より前哨戦向きの穴馬だろう。将来はG3の常連に落ち着くかな。
☆アドマイヤスコールはまるで人気がないが、前走は注目のソルドラード(母ラドラーダ)に競り勝った。馬は良くなっていて、ディープブリランテ〔58 / 121〕も堅実に走る。3連系の穴に拾いたい。
ダノンラスターはモレイラで怖いが調教の遅れもあり指数は目立たず、ニシノデイジーはハービンジャー×タキオンでは切れ不足か。
結論:◎7ヴェロックス ◯11ナイママ ▲5ヴァンドギャルド 注15ルヴォルグ ☆4アガラス ☆14アドマイヤスコール
買い目案
馬券:
①ワイド:7─11(35%)
②馬連:7─11(8%)
③3連複:7,11─4,5,14,15(25%)
④3連単:7,15→ 7,15→ 4,11,14(32%)





