UMAPS - 重賞予想

SPは4歳2強が大きくリード。長距離適性か鞍上かで迷ったが、1位の◎エタリオウを素直に軸にした。気性の難しさを抱えながら堅実に走ってきたが、1勝馬。友道師もここを勝つために工夫を重ね、状態も枠も申し分ない。菊花賞と違って瞬発力だけでは勝てないレースで、ステイゴールド〔114 / 95〕>ディープインパクト〔70 / 74〕でいいだろう。母は1800mの米芝G1勝ち馬。母父はヘネシーのスピード馬でも、HawaiiにAck AckにDamascusと渋く、Ribot、Buckpasser、Mahmoudで万全の構え。不調のミルコが悩ましいが、乗り慣れているこの馬で脱出なるか。
SP2位の▲フィエールマンは菊花賞が完璧なレース。エタリオウとの上げ下げで次点にした。前走は熱発明け、今回は謎ローテだが一番順調に来て、ルメール様で折り合い不安もない。近年だとサトノダイヤモンドでも伸びきれなかったレースで過信はできないが、メンバー的にこれも手堅いか。母父Green TuneはNijinsky系のマイラーだが、母は伊2000mでG1勝ち(エリ女的なレースで現在はG2)、ヨークシャーオークス3着。母母父も2400m得意だった地味系で、レースぶりからも距離不安はないという結論。
MP3位、昨年5着の◯チェスナットコートが最大の穴馬。日経賞2着から穴人気(11.4倍)で挑んだ昨年は、3角から外に出して好走したが、内にいれば3着があったか。牝系はスピードだが、近年好走の目立つハーツクライ。とにかくデキ次第で、戻っていれば、矢作の叩き本番で一発。1枠は僥倖、瑠星もうまくなっている。連11人気でイチ推し。
SP3位・MP1位の注クリンチャーは、昨年3着。3角からの出入りにもじっと我慢して、皇成がうまく乗っていた。今年もメンバーは似たようなもので、復調していれば連6人気は魅力。日経賞も着順ほど悪くないレースで、叩き良化型、京都では崩れない馬だ。ハービンジャーが出た牝系(ロードヴァンドールの血統表にあるSauce Boatは別馬です)で、脚の遅さが武器。ディープスカイ〔506 / 125〕は当馬が引き上げているが、ブライアンズタイムも頼りになる。チェスナットコートとは枠の差で印を決めたが、この2頭が本線。
冒頭に書いた☆ロードヴァンドールはMP5位。阪神大賞典は超低レベルも、相当厳しいタフなレースを粘って、久々に見せ場十分だった。ダイワメジャー×Storm Catで、イングランディーレとは血統背景も違うが、横山典が進言して3000m級に挑むズブい馬。外枠なので最初は3番手、2周目の坂までに仕掛けるか。立て直してデキは上向き、レースを楽しむための一票。
以下は、人気2頭を買うと拾いにくい。3人気の△ユーキャンスマイルは、菊は完敗の3着。ダンスインザダークの効いたステイヤー候補で、左回りのダイヤモンドSは大楽勝だった。馬体良く、友道で、岩田のイン急襲もありそうだが、人気3頭では買えないので悩ましい。課題は右にもたれる面と、ここまでスローばかりでペースの緩急対応。
△グローリーヴェイズは応援馬。菊は大外から5着で小差だが、川田 → 戸崎が痛い。メジロラモーヌの牝系に、オールマイティーなスウェプトオーヴァーボード×ディープ。状態も良いが、前走内容からの距離延長でこれ以上は推しにくい。配当次第でどう組み込むか。
△メイショウテッコンは前走がパーフェクト。マンハッタンカフェでも超長距離向きの配合ではないし、ここは展開も難しい。通用の力はあるが、武豊からマジックのない祐一に替わって連4人気。妙味は薄い。馬柱が汚れてきた頃にG2で買いたい馬だ。
結論:
◎ 軸馬:2 エタリオウ
◯ 穴対抗:1 チェスナットコート
▲ 相手本線:10 フィエールマン
注 穴本線:12 クリンチャー
☆ 穴推奨:13 ロードヴァンドール
△ 連下:9 ユーキャンスマイル
△ 連下:7 グローリーヴェイズ
△ 連下:5 メイショウテッコン
買い目案
予想公開時はオッズがまだ不安定なので、配分を変更することがあります(レース回収率500%確保のため)。稀に、どうにもならない場合には買い目を削ります(12:00頃までに確定)。増やしたり変更することはありません。
馬券:
馬券:★150%指定(G1仕様:下記の1.5倍で購入します)
①3連複:2,10─1,12,13(75%)750〜1300%
②3連複:1,2─5,7,9,12,13(25%)900〜1100%
買い目右端の「%」は目標回収率






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