UMAPS - 重賞予想

SP2位 / MP1位の◎ナックビーナスは3歳時から4年連続の参戦で、5 → 3 → 1着。知られるように抜け出して遊ぶ馬で、内ラチを頼りたいのに外枠ばかり引く。1枠2枠は16年葵S - 1着、17年オーシャンS - 2着以来のレアケースだ。逃げベストだが、セイウンコウセイにライオンボス、シュウジといて、その後ろか。内に拘る岩田の1枠は過去2年〔57 / 98〕、最も複勝回収率が高く好材料と見たい。今春のG1は不利も大きく、中山の2戦は絶好調だったモズスーパーフレアと好勝負。カーバンクルSは58kgを背負っていたし、加齢も今年までは大丈夫だろう。海外帰りで仕上げはもう一息にも映ったが、先週今週の動きは良かった。人気落ちと内枠で狙い目と思う。
SP1位の◯タワーオブロンドンは1400mでは最強クラス、マイル路線からの転向2戦目になる。ルメールも藤沢先生もスプリンター宣言していて、洋芝が向きそうな戦車系の馬体。父はGone Westでも、Dalakhani×Sadler’s Wellsというゴドルフィンの本格派だ。前走はスローに泣いたが、試走完了と見れば加点。今回は逆にハイペースでの追走が課題だろう。真価を問われるタイミング、陣営の見立てを信用しての対抗とした。
SP3位 / MP2位の▲ダノンスマッシュの評価が難しい。京阪杯は枠や展開に恵まれた面もあるが、シルクロードSは文句なし。高松宮記念はトラックバイアスと騎手の焦りによる敗戦で、力負けではない。一方でこのレースは昨年2着だが、53kgにしては内容平凡で、次走以降の京都とはギャップがある。1人気を嫌う仮説として、洋芝適性を疑ってみるのはどうだろう。除外で仕上がりも進み、鞍上に川田を迎え、展開不問。ロードカナロアにBCディスタフなどG1 - 3勝の祖母、底力は十分で血統背景も文句なし。1人気で当然なのだが、さて。
指数から1頭だけ穴馬を。MP3位の☆ライトオンキューは1200mに変えて3戦目。船橋Sは相手に恵まれて、函館スプリントS除外後の前走は同斤量でリナーテに完敗(今回は2kg不利)。まだちょっと足りないだろうが、4歳牡馬で上積みあり、ゴドルフィンの良血に昆厩舎。休み明けを叩いて上昇、行きっぷりがどんどん良くなってスプリント適性は高そうだ。リナーテが人気なら通用しても驚けない。連10人気とまったくの不人気なので一票。
リナーテはサトノダイヤモンドの半妹。のUHB杯は鮮やかだったが、ベストは1400mでここは過剰人気。直行したら買いたかったが、勝ってしまったので馬券的には嫌いたいパターンになった。鞍上強化のアスターペガサスは前走くらいだと足りないが、差しに回れば怖いか。ハッピーアワーは指数上々も、1200mで追走? セイウンコウセイは指数が伸びなかった。
結論:
◎ 軸馬:1 ナックビーナス
◯ 対抗:7 タワーオブロンドン
▲ 相手本線:13 ダノンスマッシュ
☆ 穴推奨:14 ライトオンキュー
買い目案
予想公開時はオッズがまだ不安定なので、配分を変更することがあります(レース回収率500%確保のため)。稀に、どうにもならない場合には買い目を削ります(12:00頃までに確定)。増やしたり変更することはありません。
馬券:
①ワイド:1─7(60%)700%
②馬連:1─7(15%)+500%
③3連複:1,7─13,14(18%)+350〜1200%
④3連複:1─13─14(7%)1300%
買い目右端の「%」は目標回収率


UMAPS - 変身指数
