過去20年の目黒記念＋アルゼンチン共和国杯で16頭以上揃ったのは30レース。7・8枠は不利で、5枠までがベター。近2年はウインキートスのスロー好走が目立つが、逃げ馬は3頭しか馬券になっていない。先行馬の数値は良好で、好位差し中心。4歳優勢でトシ相応だが、回収率は8歳までほぼ互角。種牡馬ではハーツクライ（21年アドマイヤアルバ15人気3着など、複回177円）とキングカメハメハ（2年連続連対中、15年ヒットザターゲット11人気1着など）が良く、ディープインパクト（22年パラダイスリーフ1人気6着など、複回59円）は苦戦傾向。逃げるのは⑦、先行②③と少なめ。前は楽で残り目は警戒するが、坂越え2回のタフなコース。差し馬にも不利はない。

⑯サリエラが頭一つ抜けた人気。素質上位、調教も良く、ダービー直後とはいえルメール。8枠は不利で距離延長も少し課題になるが、乗り越える可能性は高い。サリエラからの馬券で見ると、⑥プラダリア、①ゼッフィーロ、④ライラック、⑩ヒートオンビートまでが上位人気。比較すると、指数①⑯⑥④、状態④⑯、前不①④、コース⑩①⑯⑥、鞍上⑯①という感じ。⑥⑩は状態や上積み、④はコース、⑯は外枠。それぞれ課題があり一長一短だが、指数重視で①ゼッフィーロを評価しました。ちなみに有力馬でダービーに乗らないのは池添⑥だけ。