今年の2歳戦は低レベルの波乱続きで、まともだったのは札幌2歳Sくらい。ここは複数の素質馬がいて悪くないが、上積み微妙な馬ばかり。2歳戦の組み立てはシンプルで、①新馬（未勝利）の指数と相手関係、②勝ち上がりからの上積み。あとは③逃げ穴かな。新馬の指数は⑧ハーツコンチェルト、⑪タイセイクラージュ、⑤フェイト。あとは離れる。未勝利は⑦ドゥラエレーデ（❷着のほう）、②シルトホルン、⑥ダノンザタイガー、⑩シルバースペードの順。メンバーレベルが高いのはドゥラエレーデの新馬と未勝利だけ。上積みが大きいなのは③ガストリックで、ほかはキープ程度。先週は前残り馬場で、日曜の逃げ馬は④⑪❸❶❷❷❶着。土曜❶⑥❶⑥⑤⑨着で〔4 2 1 6〕。今週はCコース替わりで、さらに前有利の想定もできる。

週中はフェイト、ダノンザタイガー、ハーツコンチェルトが3強という見立てだったが、ハーツ1強に。明らかに売れすぎだが、減点が少ないのは確か。ダノンは指数がなく、恐らく晩成。状態は悪くないものの、人気ほどの信頼は？　フェイトは新馬の評価を考えると美味しいオッズだが、不安のほうが大きい。ガストリックは指数はないが上積み大きく、かなり売れて穴馬から4番手に浮上した感。逆にタイセイクラージュは前走で評価落ち。新馬は優秀で左回り、鞍上、外枠と加点ある。間隔詰まっても矢作厩舎でビシッと。