ダービーは展開に恵まれた（レース全体も平凡）が、早めに動いて❷着の皐月賞はトップクラス。予定変更でのぶっつけはデータ上不利でも、調教では迫力満点の動き。堀先生のジャッジは上々。フィエールマンはラジオNIKKEI賞から勝っているし、問題ないと判断します。DDSPはいずこ？　バテない先行馬で胴伸びのよい馬体、モレイラも合いそうだ。何かにやられても圏内に残すイメージで。

この世代では抜けた能力を持っていて、ダービーとセントライト記念は展開の綾。不器用で京都の上り下りが鍵だが、うまくこなせれば圧勝まであっていい。Motivator×Quest for Fameという英ダービー馬配合にキタサンブラック。血統の字面はOK。外枠なので一度下げて、タスティエーラを見ながら外から進出。右回りはやらかしてきたので、下り坂2回をうまく乗れるかどうかだろう。一番強いのはこの馬で、対抗。

展開に恵まれるレースが多いが、典さん向きの自在性で重賞2着が4回。春の二冠は噛み合わず自在性を活かせなかったが、それでも1秒しか負けなかった。強い古馬（プログノーシス、ダノンベルーガ、ジャックドールほか）相手の札幌記念は、早め先頭で後続を突き放して堂々の❷着、後続に3馬身。特殊な馬場とはいえ、この面子に同じ芸当ができる馬がいるかどうか。古くはファストタテヤマ（16番人気2着で馬券をとった素敵な思い出ありｗ）が走った好感ローテ。祖母はバンブーアトラス産駒でテイエムオペラオーの半姉と渋い。1番枠で典さんの騎乗が楽しみです。

新潟2歳Sまでは平凡も、休明の共同通信杯（好メンバーで上がり最速）からずっと、地味ながら好内容が続く。とくに近2走、阿賀野川特別は好ラップで逃げるリビアングラスを追っての3角捲り。セントライト記念は大外ぶん回しでソールオリエンスを追った。母はフジキセキ×CaerleonでクイーンSの勝ち馬。中距離血統だが、バテる気配のない伸びにステイヤーの資質を感じる。2番枠なら死んだふりだろうが、皇成だからなー。。。後方ママでがっかりさせないでねｗ　ソールオリエンスの進路をしっかり追って、ぜひ見せ場を！　ハマれば圏内も。