新馬は相手も薄めで（73）は普通だが、超スローから直線で前が開くと一気の伸び。百日草特別は到底届かない位置にいたが、33.2（レース：11.7-11.5-11.3）で突き抜けた。SPは（92）で断然。気性的に子どもで陣営も去勢まで考えたようだが、学びが追いついて本格化気配。スワーヴリチャード×ハービンジャー×ウインドインハーヘアの大型馬で、中山にも適性があると思う。まともに走れば昨年のソールオリエンスに続けそう。

新馬は小倉1800ｍを差して圧勝（72）、紫菊賞は逃げ切り圧勝（83）。相手を考えれば指数も出ているほうで、友道師も「実戦タイプ」と安定感を評価。ホープフルSに向かわず勝ちに来た鞍、年明け絶好調の瑠星が乗る。大外枠だけに団子になるとつらいが、悪くても馬券にはなるか。リアルナンバーの牝系で、近親に同厩舎のマカヒキ。

未勝利勝ちが（78）と悪くなく、京都2歳Sは陣営のコメント通りに追込を試す競馬。中団の後ろ、終始外目を進んで4角で馬群を割る形。直線は前が壁で追えなかったが、大外に出してからは鋭く伸びた。典さんも末脚を評価していて、差しの効く展開なら好勝負。母はBCジュヴェナイルフィリーズ2着。軸も考えたが、ポツンだと心臓に悪いので。。。

東京1600ｍの新馬は内容平凡（71）→福島1800ｍを逃げ切り圧勝（75）。5ヵ月ぶりの葉牡丹賞は陣営も仕上がり途上のコメントで、よく走ったという評価。叩いて明らかに良化していて、スタミナの活きる展開で3着穴候補に。ゴールドシップ×ソングオブウインドに、マルゼンスキー×シェイディハイツ。母は2勝Cの中山1800ｍで活躍した。冬の中山で上がりのかかる競馬はど真ん中の印象。