ナルカミの衝撃。2秒離された2着だが、後続には6馬身。内枠OKの安定感を見せた。ここは1.2倍くらいになりそうで推奨馬とは呼べないのだが、抜けた2番人気になる⑨の前走が低レベル。⑧＞⑨の比較を元に3連単を考えてみたい。2人引きでうるさい面は見せていたので、2戦目のパドックは一応注意。牝系は米血ダート、ナダルの大型馬。母はマーメイドSの勝ち馬で、近親にラーゴム、エコロブルーム。

新馬は仕上がっていたが、初戦の調教はもたもた。レースもゲートからしばらく気合いをつけて先行、最後は伸び負けて③オストラヴァには完敗。中間の動きは良く、直前は馬なりで52.0－12.4。③以外は薄めの相手で、圏内の可能性が出てきた。隣の②が速いと並びは難しいが、先行争いは厳しめ。バテ合いは好都合だろう。伸びずバテずの複穴を狙う。近親ベストタッチダウン。

ブローザホーンの半弟に菅原明良。小柄で仕上がるが陣営のコメントは奥手、慎重。早めに内に寄せてロスなく運ぶ。直線は抜け出す脚が十分にありそうな手応えだったが、窮屈で詰まってしまう。まともなら2着争いだったと思う。その2着馬は次走でレベル高めの一騎討ちを惜敗。①ガンバルマンが人気になる薄めの面子、勝ち負けまで期待したい。

3走前のSP（81）は⑩ザウリに次ぐ数字。当時の勝ち馬は2勝Cも卒業、2着馬も勝ち上がり。集中力に課題があって近2走惨敗だが、このクラスでも足りる3歳馬。人気急落、連闘が良いほうに出れば大穴。本来スタートは速いが、控える競馬を練習中。⑨が逃げて人気の①⑤⑥が追う形、速くなれば差し込める。近親にショウナンアンセム、モリノドリーム。4走連続の⑬番枠ですなー。

ダート2戦2勝。1900ｍで捲る馬も出そうだが、先行馬は③⑤だけという恵まれた隊列。2走前にSP（84）で完勝、前走は隊列も良かったが、抜群の手応えで4角を回って楽勝。佑介もガッツポーズを見せた。距離延長も、母はサッカーマムの仔でロードゴラッソ（シリウスS、名古屋大賞典）の半姉。大丈夫でしょう。逃げる③を見ながら番手がっちり、ルメール①との勝負。絞り込んでの3連単を考える会。

伏竜Sで1番人気。当時⑮アラレタバシルに負けているが、外を回して早め先頭。ミルコらしい強引な競馬で展開負け。3－4走前にSP（83－84）はクリア、逃げたピュアキアン（2勝C卒業）に6馬身は強い。最内枠はイヤだが②－⑤番は遅いので隊列も問題ないと判断した。休みが長引いたがしっかり乗っていて、単で狙いたい。父はTapitの仔で中山1800ｍは最多勝コース（複回111円）、母はペルーサの全妹。

新馬はSP（72）と上々で、秋明菊賞を勝ったキャッスルレイクに先着。前走は高速馬場の内枠だったが、馬群が詰まって外へ。直線は落馬の煽りもあって勿体なかった。山ステ馬で小柄でもしっかり、仕上げ直しで調教も良い。今度こそ内枠を活かしたいが、パイロなんですよねー。芝も内枠も微妙というｗ　牝系は欧州でDebussy（アーリントンミリオン）など芝馬が並び、低レベル戦なら大丈夫と信じます。　

新馬のSPはトップ。堂々とした馬体も、やや太めで気配はもっさり。レースは正攻法で4角先頭、僅差でも危ない場面はなかった。内枠勢に位置をとる馬はいなそうで、楽に好位。上積みは大きいと思う。2－3着馬が走れていないのだけは気になるが、1着固定で相手を考えてみたい。エスメラルディーナ（関東オークス）の半弟、ゴールドドリームも楽しみです。

陣営は東京1600ｍ向きのイメージを持っているようだが、中山1800ｍは〔3 3 1 1〕。実績に加え、4－5走前にこのコースでSP（103→97）と高いスコア。前走は先行馬総崩れで崩れたが、ここは隊列すんなりで前有利の予想。周辺（④～⑧、⑩⑪）がみんな遅いのもありがたい。叩いての上積み、ハンデも有利で中心視したい。不安材料はウチパクさんくらいかな？　近親バティスティーニ、リリーノーブル。

札幌の道悪を2戦、SPが出ないのは仕方ない。札幌2歳Sでマジックサンズを苦しめたし、荒れた内を選んで伸びた。パワーがあって馬場適性は高く、中間の調教から上積みも感じる。距離不足＋スピード不足のイメージで人気はないが、母はダイワメジャーのスプリンター。モンドキャンノ、カリボールの半姉で、血統的には短縮OKと見ます。2歳戦で好ましい要素が多く、あとは望来くん。⑨⑩が内にいて乗りやすい隊列だと思う。あわよくば単。