近走は噛み合わず不完全燃焼の競馬が続く。2走前は直線の不利がなければという内容で、前走は前残り。叩き2走目、巴賞の負け方がいいし、55kgで延長有利。函館1800ｍの五稜郭Sが（101）と高く、札幌のSTV賞が理想形。外から差すので、ハイペースで馬群が縦長になるのはいい。面子も薄いし、差せる流れで穴。武史が乗らないのは意外だが、今年の佑介は明らかに乗れている。新味を期待。

一昨年はかなり重い道悪で快勝、昨年も58.5kgで2着とはタイム差なし。今年に入っても中日新聞杯（91）金鯱賞（95）と見せ場十分。8歳で嫌われているが、調教の動きも良く、ここまでの不人気は意味不明だなと。ハヤヤッコの希望ほど馬場は荒れていないが、流れは向く。乗り慣れた浜中の仕掛け次第で勝ち負けに。

叩き2走目、2600ｍでもいい馬で延長有利。4走前は強いブローザホーンを負かしに行く強い内容で、巴賞もかなり強気な仕掛け。丹内が乗らないのは残念だが、黛には一呼吸置いてハヤヤッコを見る形で差してきてほしい。デビュー2戦目が異様に強くて注目してきた馬で、能力を引き出せれば勝負になる。

巴賞は厳しい形だったがなんとか②着。距離延長と隊列でホウオウビスケッツは逆転できる。外側に速い馬がいないのも好材料で、前が引っ張る形での好位差し想定。間に巴賞を使ってしまったが、新潟大賞典組好成績（45.5％ / 203円）も後押し。追込不利の傾向はあって、前の組ではこれ。