新馬は出遅れ、最後方から馬群を割る。2戦目もスタートは遅かったが、早々に外に出して抜群の手応え。外4を持ったまま抜け出して圧勝。追い出すとふらつく面はあるが、小柄でもパワーがあって弾ける。道悪もいけそうだ。間隔をあけて調教の動きは素晴らしく、馬体回復が条件になる。SPは（79→82）で2走とも高い。あとはゲート、五分に出れば勝ち負けになる組み合わせだろう。サートゥルナーリア×クライウィズジョイ。馬格は違うが、クライムメジャー（母の半弟）に近いイメージ。

新馬は緩く、スローを差してきて内容はまずまず。2戦目は出遅れたが好位のイン。馬場の悪いところを走っていたが、10.7－10.9でも押し切った。上がりは36.2もかかっていて良馬場なら消すと思うが、道悪想定には心強い。調教が地味で人気薄、出遅れなければ隊列も良さそうで相手妙味。サートゥルナーリア×クロウキャニオン、Northern Dancer多めで馬場歓迎。

新馬が味のある競馬で、しっかり折り合っての差し切り。SP（76）は新馬4位で上位と僅差。函館2歳Sは前残りで届かなかったがレース内容は悪くない。上積みという意味でもう一つ強調できないのは残念だが、好位からしっかり伸びるイメージ。混戦で頼りになる佐々木大輔、人気落ちで相手に。牝系はモシーン、ロードカナロア×Fastnet Rockのスピード。