ウインカーネリアン（同期、同じスクリーンヒーロー産駒）と似た経緯で、マイルから短距離路線にシフトしたのが6歳秋。スワンSを勝ち、G3で59kgを背負って2着2回と成功した。崩れない馬だけに前走の惨敗は気になるが、中山得意で57kg。絶好枠からの好位差し、500kg超えのレース傾向もクリア。松岡はウインモナークを選んだが、コース適性、枠、配当でこちら。

一昨年は圧倒的なレースで快勝。その後1年半の休養（この時点で以前のSP評価は消えている。反映すれば指数断然）。スプリンターズSはさすがに動けなかったが、京阪杯であっさり巻き返してきた。この時期の中山はG1級の強さで、2022年の春雷Sで1.06.8。ルメールも2戦2勝で、めちゃめちゃ操れている感。休養前の90％まで戻れば勝ち負けになるはず。

同舞台でスプリンターズS勝ち。G3の56kgで川田、安定感のある好位差し。当然有力だが、前哨戦仕上げに加えて冬場は苦手。12月に人気で⑤⑤⑤着、暖かい週末だが伸びきれない可能性も考えておく。6歳牝馬、ソダシの全妹。繁殖価値も高く次がラストかな？

調教だけで本命を打ちたくなるほど動いていて、本格化気配。松岡もグレイテストではなくこちらに乗る。近2走の相手は軽く、2走前は4着の⑫ペアポルックスが明らかに強かった。⑪⑫のすぐ内という並びをどうするかというのもある。SPは足りるが、いろいろ懸念があってここに。