3歳春に同舞台のフラワーC勝ち。不良馬場の急坂を真っ直ぐ追い込んできた。その後スランプが続いたが、ようやく復調気配。前走は初のB着、後方で矯めて0.3差の5着。流れも向いたが、今回も速くなる想定で、中山替わり、53kg、佐々木継続。調教過程も最近では一番良い。雨の影響が残ればチャンス。

引退前の6歳馬、56kgで杉原。微妙なタイミングだが、差し馬の中では一番状態が良さそう。中山1800ｍはメインで使ってきた条件で、2000ｍからの短縮は加点。前走は小回りのハイペースを差し、同着とはいえSP（101）は立派。但し内を完璧に捌く競馬で、再現は？

新馬以外は〔4 2 2 0〕とパーフェクト、中山にも紫苑S3着がある。差す形がベターで、中山得意のミルコなら捲りも視野に。ハイペースが見込めるし、54kgは有利だろう。絶好調には見えない状態面が鍵。売れるだろうし、軸は避けた。

牡馬相手のOPで好走してきた馬で、牝馬限定の54kgなら差は少ない。2走前に中山1800mで2着。後方のインでしっかり矯めて、目立つ脚でエコロヴァルツを追ってきた。内枠を引いた今回に繋がる好内容。ハイペースの1800ｍは少し長そうだが、能力は足りる。