新馬はSP（70）→こぶし賞（86）と上げてきた。1600mしか使っておらず、体型的にもマイラーっぽいが、この時期にしては完成度の高い引き締まった馬体。折り合いにも不安なく、父がダービー馬、祖母がオークス馬。スパッと切れないが長く脚を使うタイプで、中山1800ｍは向きそうな感触。新馬から馬群で我慢できたし、前向きで道悪も大丈夫だろう。今年の面子なら信頼してみる。

福島2000ｍの新馬圧勝→アイビーSでマスカレードボールと0.2差、SP（84）。頭の高い走りで揉まれ弱く、ホープフルSは弱点を露呈した。メンタル面重視の調整だが、馬体は成長して充実。鞍上を戻して外目先行、舞台は向くのであっさり抜けても。厩舎も良く、キタサンブラック×バレークイーン（母はサンデーRの馬）。売れてしまうが能力上位。

2走前の未勝利がSP（85）で足りている。前走は使詰からの休明、展開不向き。距離は短い気もするが、しっかり差せるので混戦でキャリアが活きる。ミッキースワロー（父トーセンホマレボシ）×祖母スティンガー。今年の面子ならヒモ穴の資格はあると思う。

前走は低調な凡戦で評価対象にならないが、中山向きの機動力がある。シンザン記念は出遅れ、3角から大外を回す不利。舟山くんで勝っての連闘、ルメール。手薄な面子で混戦なので鞍上の腕はかなり強み。体型は完全にマイラーで、距離延長が鍵になる。母がリスグラシューの半妹、血統と厩舎力でカバー。