アーモンドアイ実馬と会ったのは3回です。最初は募集馬見学のツアー1歳の時。その印象は出資に至った経緯通りですね。2度目は3歳夏の終わりに天栄で。見学は1頭当たり10分くらいずつで、厩舎前に馬を連れてきてもらい、一緒に写真を撮ってもらったり、馬の写真を撮ったり、なでたり、担当の方に馬の様子や今後の予定を伺ったりで5分もするとやることが無くなります。アーモンドアイは最初の5分間は愛想よく付き合ってくれますが、ひと通り写真も撮り終わると「延長はお断り」とばかり素っ気なくなります。私は頭突きを喰らいました。担当の方は「秋華賞に向けての強めの運動が始まったからね～」と笑っておりました。後にパーティーの席でノーザンファームの中尾さんから伺った話では、「いつでも誰に対しても、お客さんには同じだよ。これ以上は付き合わないわ。だよ」と。これも頭が良い証左でしょうね。贔屓目過ぎますかね？

3回目は2020年2月。2度目のドバイ遠征に向けて入厩する直前でした。入厩させる仕上げのタイミングだそうで、速めを乗った午前の終わりくらいでした。彼女の馬房の前で妹のユナカイト（byヨハネスブルグ　2勝クラス　これも私の出資馬）が「おねえちゃん、わたしだって速いんだから」と元気な様子を見せるも、まったく動じず、最初は愛想よく付き合ってくれました。5分経ってもうるさくならないので、担当の方も「さっきまでは、けっこううるさかったんだけどね～。休憩モードかな」と少し怪訝そうでした。この後、コロナで牧場見学も中止になってしまったので、実馬と会えた、ほぼ最後の一般ピーポーになっているのではないでしょうか。

繁殖に上がったら、見学は出来ないのかなぁ？

　

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